産業ガスとともにワンストップでLNGをお届けします。

都市ガスの原料、発電燃料として幅広く利用され、さらに産業用燃料・原料として普及が続くLNGは、液化された天然ガスのことです。

東京ガスは1969年に米国アラスカから初めて日本にLNGを導入(東京電力との共同)して以来、世界8ヶ国から長期契約ベースで安定して購入する仕組みを作り、最近ではおよそ年間1,300万トン以上のLNGを輸入しています。

東京ガスではLNGを再度ガス化し導管ネットワークにより供給していますが、導管ネットーワークがまだないところではローリー車でLNGを輸送・供給しています。東京ガスのグループ会社として東京ガスケミカルも、産業ガスにLNGを組み合わせてワンストップで供給し、東京ガスグループのエネルギーサービスの一環としてお客さまにLNGをお届けしています。

安定・安全な供給で、安心です。

ローリー車

東京ガスの袖ヶ浦LNG基地・根岸LNG基地・日立LNG基地という3基地から、180台を越すローリー車(日本全国の1/4)で毎日出荷しています(強力なバックアップ体制)。輸送では運転手安全教育の徹底・走行状況のGPS常時監視を実施するなど、基地からお客さま先まで、東京ガスグループならではの安定供給・安全対策に力を注ぎ、安心と信頼をお約束します。また、弊社では、全国のLNGサテライト基地建設および供給を行っています。

天然ガスはクリーンなエネルギー 石炭を100とした場合の排出量比較(燃焼時)

LNGはメタンを主成分とする天然ガスを低温で液化したものです。このLNGは国の基幹エネルギーの1つの柱として、都市ガス原料、発電用燃料として輸入され、幅広い用途で利用されています。

天然ガスは、メタン(CH4)を主成分とするため、石油や石炭に比べ、分子中に含まれる炭素原子の割合が小さく、燃焼時のCO2の排出量が最も少ない化石燃料です。また、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)の排出も少ないうえ、硫黄酸化物(SOx)を排出しないクリーンなエネルギーです。特にCO2の排出量が少ないことで、地球の温暖化防止に貢献します。





冷熱と地球環境 LNGの用途
  • オンサイト水素製造プラント
  • ガスタービン、ガスエンジン、マイクロガスタービン等の燃料
  • ガラス溶解炉、金属溶解炉、加熱炉、熱処理炉、乾燥炉等の燃料
  • 蒸気ボイラー、温水ボイラー、冷温水器発生器等の燃料
  • 空調、食品加熱、その他業務用
  • 燃料電池、雰囲気ガス、各種混合ガス等の原料
  • CNG(圧縮天然ガス)自動車、次世代宇宙ロケット燃料
  • ガス溶断、加熱、加工、その他
LNGの供給方法

ガス使用量により、供給方法が異なります。

LNGの供給方法

お客さまのサテライト基地

お客さま側のサテライト基地については、豊富な実績をもつ当社・グループ各社・協力企業が、建設からメンテナンスまで、トータルに支援します。また非常時の対応も行います。

LNGサテライト基地の建設・保守
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