CNG(compressed natural gas/圧縮天然ガス)は、天然ガスを気体のまま高圧で容器に貯蔵したものです。主に、天然ガス自動車の燃料や溶断・溶接・試験用として使われています。天然ガスは、化石燃料の中でCO2の排気量が最も少なく、煤塵、SOxの排出もほとんどなく、燃料制御性の良さによりNOx低減も行いやすいのが特徴です。そのため石油に代わるクリーンなエネルギーとして天然ガス自動車の燃料をはじめ、非常時の都市ガス需要、コージェネレーションシステムのガスエンジン予備燃料など、さまざまな分野で導入が進んでいます。
CNG予備燃料設備は13A都市ガスをそのまま容器に充填したものです。万が一、都市ガスが供給停止しても、特別な作業なしに都市ガス設備を迅速に稼働できます。非常用電源やガス燃焼炉などの予備燃料としてご活用いただけます。 高圧ガス保安法で定められた300S㎥未満の備蓄量であれば、資格者の選任を必要としません。また、特定高圧ガスの貯蔵や消費に関する届出も不要です。
○お客様の設備や利用状況に合わせて、設備タイプが選べます。
○東京ガスケミカルでは「ユニット型」や「モジュール型」といった、ほぼ1日で設置できる新たな設備タイプをご提案しています。従来のように設備を自由設計するメリットを生かしつつ、設計を効率化。導入がより容易になります。
○天然ガスを圧縮後、耐圧容器に充填し、輸送および貯蔵する方式です。ボンベの圧力は19.6MPa、体積は約 1/200となります。
○CNG はバスやトラックの燃料や次世代を担う低公害の石油代替エネルギーとしても、世界各地で普及しています。
●CNGステーションとは天然ガス自動車にCNGを充填するスタンドです。
●当社のCNGステーションは東京都と神奈川県と埼玉県で合計3ヶ所あります。
●また、約40件のCNGステーションのメンテナンスを行っています。