suidelは、省スペースかつ低コスト(ランニングコスト含む)で水素を製造できる小型水素発生装置(5Nm3/h)です。これまで水素を外部調達していた小流量の水素を使用されるお客さまに、オンサイト水素供給を可能とし、水素調達頻度削減による省力化および安価な水素供給を実現します。
3社共同開発により誕生した「suidel」 東京ガス株式会社の家庭用燃料電池(エネファーム)向けに開発した「都市ガスから水素を製造する燃料処理技術」、東京ガスケミカルの「オンサイト水素供給の知見」、三浦工業のボイラで培った「都市ガスの高効率利用技術・水処理技術・省電力化技術」等を融合させ、開発・商品化しました(2021年3月から発売開始)。3社は水素供給の普及拡大に努め、水素エネルギー利用社会の実現に貢献してまいります。
日本ガス協会技術賞を受賞 小型水素発生装置「suidel(スイデル)」が、ガス事業およびガス事業者の健全な発展と都市ガスの普及に貢献する技術として、「2022年度日本ガス協会技術賞」を受賞しました。
お客さま構内に導管供給されている都市ガスを原料に、燃料処理器で水素を製造し、必要な時に必要なだけ水素供給を行います。在庫管理や受注に関する人件費が削除できるほか、設備スペースの縮小など、多くのメリットがあるシステムです。
水素製造量 | 5Nm3/h |
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水素純度 | 99.99vol %以上 |
負荷調整範囲 | 50〜100 % |
供給圧力 | 0.8 MPa |
原料 | 都市ガス |
サイズ | 1,150×2,675×2,525(W×D×H) |
設置面積 | 3.1 m2 ※ |
※小数点第2位を切り上げ
家庭用燃料電池(エネファーム)の燃料処理技術で都市ガスから水素を製造します。